(Wikipediaより)吾峠呼世晴による日本の漫画。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて2016年11号より連載中。大正時代を舞台に、主人公が家族を殺した「鬼」と呼ばれる敵や鬼と化した妹を人間に戻す方法を探すために戦う姿を描く和風剣戟奇譚 |
竈門炭治郎 [かまどたんじろう] |
額左側の痕と、日輪が描かれた花札風の耳飾りが特徴的。額の痕は幼い頃に弟を庇ってできた火傷跡で、最終選別での手鬼との戦闘で同じ箇所に傷を負ったことで更に色濃くなる。髪と瞳が赤みがかった「赫灼の子」であり、火仕事をする家系に生まれると縁起が良いという。頑固で石頭と二つの意味で頭が固く、生真面目過ぎてズレた言動をすることがある。嗅覚が非常に優れており、相手の感情すら嗅ぎ取ることができる。これは戦闘時において敵の気配を読む力としても機能し、訓練後は「隙の糸」として可視化されるようになった。鬼と人間を嗅ぎ分け、仇である無惨を匂いで見抜く。他にも、戦闘に関して優れた直感や柔軟な思考力を発揮する。反面、非常に心優しく、鬼を前にしても非情になりきれない。問答無用で鬼を斬り捨てる鬼殺隊の在り方にも公然と異を唱え、柱達からも異端視される |
竈門禰豆子 [かまどねずこ] |
炭治郎の妹。人間だった頃は家族思いの心優しい性格。炭治郎不在時に鬼舞辻無惨の襲撃を受けるが、その血が傷口から混入したことで鬼化して生き残る。鬼の習性で助けに来た炭治郎を襲うが、必死の呼びかけで涙を流す、飢餓状態で人の血肉が必要な状態ながら冨岡に倒された炭治郎をかばうなど、普通の鬼とは違う様子を見せたことで見逃される。以降は竹製の口枷がつけられ、意識と瞳が混濁している状態となる。 |
我妻善逸 [あがつまぜんいつ] |
炭治郎の同期にあたる鬼殺隊剣士。16歳。名前も付けられないまま親から捨てられ、孤児として育つ[要出典]。非常に臆病で、消極的・後ろ向き思考の利己的な面が強い少年 |
嘴平伊之助 [はしびらいのすけ] |
炭治郎の同期にあたる鬼殺隊剣士。奇怪な猪の被り物をしているが、素顔は非常に女性的で端整な顔立ち[46]。上半身は裸で、隊服はズボンのみ[46]。腰や脛に毛皮を巻いている。日輪刀は刃こぼれした二刀で、「千切り裂くような切れ味」と嘯く。鞘がなく非戦闘時は布を巻きつける |
冨岡義勇 [とみおかぎゆう] |
「水」の呼吸を使用する水柱。禰豆子に襲われる炭治郎の前に現れ、鬼化した禰豆子を殺そうとする。しかし、妹を助けるために命懸けで勝とうとする炭治郎の意志や、飢餓状態でも兄を守ろうとする禰豆子を見たことで剣を引く。妹を助ける道として鬼殺隊としての訓練を受けるように勧め、鱗滝左近次に紹介状を送る。 |
胡蝶しのぶ [こちょうしのぶ] |
「蟲」の呼吸を使用する蟲柱(むしばしら)。蝶の羽根を模した髪飾りや羽織を着用する。薬学に精通し藤の花から「鬼を殺せる毒」を作り出した |
煉獄杏寿郎 [れんごく きょうじゅろう] |
「炎」の呼吸を使用する炎柱。隊律違反を犯した炭治郎と鬼である禰豆子の斬首を問答無用で主張するが、鬼に対する怨みや憎しみは見せず、正論を好んで語る。 |
宇髄天元 [うずいてんげん] |
「音」の呼吸を使用する音柱。「派手」が口癖で、宝石がちりばめられた額当てをはめ、左目の周囲に化粧をしている派手な出で立ちの大柄な剣士。化粧を落として髪を下ろし装飾を外した素顔は遊郭の女将・遣手たちが見惚れてしまうほど非常に端正だが、本人は「地味だから」とその姿を好まない。「祭りの神」を自称する。 |
時透無一郎 [ときとうむいちろう] |
「霞」の呼吸を使用する霞柱。当代最年少の柱であり、刀を握ってわずか2ヶ月で柱となった天才。「日の呼吸の剣士」の子孫と伝わっているが、正確にはその双子の兄・継国巌勝(黒死牟)の子孫。 |
甘露寺蜜璃 [かんろじみつり] |
「恋」の呼吸を使用する恋柱。元は煉獄の継子。社交的で心優しく、無視されると泣きじゃくるほど繊細な性格。非常に惚れっぽく、周囲のあらゆる人物にときめいている。 |
伊黒小芭内 [いぐろおばない] |
「蛇」の呼吸を使用する蛇柱。オッドアイで口元を包帯で隠し、ねちねちしたしつこい話し方をする。 |
不死川実弥 [しなずがわさねみ] |
「風」の呼吸を使用する風柱。不死川玄弥の兄。短い白髪の青年で身体中に傷跡がある。非常に粗暴かつ苛烈な言動が目立ち、柱の中でも鬼への憎悪や敵意はずばぬけて強い。前の大きく開いた隊服を着る。 |
悲鳴嶼行冥 [ひめじまぎょうめい] |
「岩」の呼吸を使用する岩柱。僧侶を思わせる風体で、盲目の大男。柱の中では最年長のまとめ役で、お館様の信頼も厚い。体格と腕力は柱一で、心技体に優れ、突出して強い。 |